ウェブサイトの接続を HTTPS でセキュアにするため、無料の SSL 証明書を発行できるサービスを調べてみました。また、無料の SSL 証明書を利用できるレンタルサーバーも合わせて調べました。
無料で SSL 証明書を発行できるサービス
Let’s Encrypt
無料の SSL 証明書で一番有名な Let’s Encrypt。2016年2月現在、まだパブリックベータですが誰でも利用できるようになっています。ただし、利用するにはサーバーでコマンドによるインストールが必要なため、ちょっとハードルが高いです。
WoSign
中国にある会社のサービスなので、ちょっと心配になりますが、ブラウザーで取得できる上、マルチドメインにも対応しています。
StartSSL
StartCom のサービスです。
独自ドメインに無料の SSL 証明書を利用できるレンタルサーバー
XSERVER
XSERVER のレンタルサーバーでは、インフォパネルやサーバーパネルから無料で Let’s Encrypt を利用できます。無料の SSL が利用できる一番安いプランは月額は1,000円程度で、ディスク容量は 200GB (SSD) です。
MixHost
MixHost では、無料で COMODO 社の認証局を採用した SSL 証明書を利用できます。また、ウェブサーバーは HTTP/2 に対応しているので高速なウェブページの表示が期待できます。データベースは MySQL ではなく MariaDB 。無料の SSL が利用できる一番安いプランは月額は480円程度で、ディスク容量は 10GB (SSD) です。
リトルサーバー
リトルサーバーでは、サポートに連絡すると無料で Let’s Encrypt を利用できます。無料の SSL が利用できる一番安いプランは月額は150円程度で、ディスク容量は 20GB です。
ロリポップ!
ロリポップ!では、ユーザー専用ページから無料で Let’s Encrypt を利用できます。無料の SSL が利用できる一番安いプランはエコノミープランで月額は100円で、ディスク容量は 10GB です。ただし、エコノミープランでは MySQL が使えません。
コアサーバー / XREA / バリューサーバー
バリュードメインで利用できるレンタルサーバーのコアサーバー、XREA、バリューサーバーでは、コントロールパネルから無料で Let’s Encrypt を利用できます。無料の SSL が利用できる一番安いプランは XREA Free で月額は無料で、ディスク容量は 1GB です。ただし、XREA Free では広告表示が必須です。
上記にない無料で SSL 証明書を発行できるサービスや無料の SSL 証明書を利用できるレンタルサーバーがございましたら、下のコメントから教えていただけると嬉しいです。