小豆を餅米と一緒に炊いたお赤飯、美味しいよね♪
お赤飯というと慶事に炊くイメージですが、"赤飯の由来"ってご存じですか?
「赤い色は邪気を払う」という言い伝えにより、本来は凶事に魔を退ける為に食べる風習があったそうです。
現代では、それが反転して、「邪気を祓い祝う」という意味で、縁起物として祝い事の折に食べられるようになりました。子供の成長を祝うときや人生の節目、将来の幸せを祈る行事に欠かせない食べ物となっています。
お赤飯のルーツは今からおよそ2500年前に中国大陸から日本に初めて伝わったお米"赤米"。元々は神に捧げるお供え物として、赤米を豊作の祈願として捧げる風習に由来する食べ物なのだそう。
11月23日は、全国各地の神社で五穀を奉る行事 "新嘗祭" (にいなめさい / にいなめのまつり / しんじょうさい) が継承されています。
"新嘗祭" の起源は古く、日本初の歴史書 『古事記』にも天照大御神が新嘗祭を行ったことが記されているほど。皇居では天皇が感謝をこめて新穀を神々に奉ると共に、御自らも召し上がるそうです。
現在では国民の祝日として "勤労感謝の日" となっていますが、命の糧を神さまからいただくための勤労を尊び、感謝をしあうことに由来しているといわれています。
…という訳で、11月23日「勤労感謝の日」が『お赤飯の日』にふさわしいとなったそうです。
勤労感謝の日には是非、美味しいお赤飯をいただきましょう〜!