ぐっと気温が下がり、お歳暮が気になる季節になってきましたね。そんな中、マルハニチロホールディングスが2014年10月28日、お歳暮に関する調査結果を発表しました。
出典:お歳暮とプチギフトに関する調査
その調べによると、今年お歳暮を贈る予定でいる人は4割強で、さらに1割近くの人が検討中とのこと。世代別で見ると50代以上では半数以上の人がお歳暮を贈ろうと考えているそうですよ。
贈る予定でいると回答した方が実際に贈ろうと考えている商品は、「ビール」が第1位。そして2位「洋菓子」、3位「ハム」という結果になりました。1位はなんといっても定番の「ビール」ですね。日持ちもしますし、お酒を飲む機会が増える季節なので、嬉しい商品ですよね。しかし、貰う側として嬉しい商品は?という質問に対しての結果はこちら。
1位「ギフト券・商品券」、2位「ビール」、3位「洋菓子」となりました。1位の「ギフト券・商品券」は、贈る予定の商品では第11位なので大きなズレがありますね。やはり「ギフト券・商品券」を贈るということには抵抗がある方が多いということでしょうか。でも、頂けるのは嬉しいんです…!難しいところですね。(笑)
貰って嬉しいお歳暮を世代別に詳しく見てみましょう。「ギフト券・商品券」は世代を超えて人気のようですが、「カタログギフト」は20代〜40代で多くの支持があるのに対し、50代以上ではやや人気がないようですね。また「洋菓子」も若年層に比べ、50代以降にはあまり人気がありません。さらにお歳暮の定番「ビール」ですが、世代別で見ると30代〜70代ではベスト3に入っていますが、20代では意外にもランク外です。貰って嬉しいと考えるものは世代でバラつきがあるようなので、贈る方の世代に合わせた商品を選ぶとより喜んで頂けるかもしれません。迷っている方は参考にしてみてくださいね。
ちなみに、お歳暮1商品にかける予算は平均4,355円とのこと。これを知っておくと目安になるので安心しますよね〜。さて、今年はお歳暮を贈ろうかな?と考えている方、お歳暮のマナーは知っていますか?せっかくの贈り物、マナーに気をつけて気持ちよく贈りたいですよね♪
- お歳暮を贈る時期を逃して年明けになってしまった場合は「お年賀」や「寒中見舞い」として贈ること
※ お歳暮は正式には「事始めの日」というお正月をお祝いする準備を始める12月13日から12月20日までに贈るものでしたが、現在では11月末頃から贈られる方も多いようです。お年賀として贈る場合は関東地方では1月7日、関西地方では15日までに。さらに遅れて寒中見舞いとして贈る場合は2月4日頃までに贈ってくださいね。
- はさみ・刃物類は、贈ってはいけない
※ 相手との縁を「切る」ことにつながるとの意味で
- お歳暮は風呂敷に包んで持参するのが正式なマナー
※ 最近ではデパートなどから直送したり宅配便で贈ったりすることが一般的になっています。
- お歳暮をもらっても、お返しは不要であること
※ お歳暮はあくまで相手方の感謝の気持ちの表れのため
- 喪中の場合であっってもお歳暮を贈り合うことは差し支えない
※ お歳暮はお祝いではなく、感謝の気持ちを表すため
- 目上の人に対しては、靴・靴下・スリッパ、下着類は贈ってはいけないものになっている
※「踏みつける」との意味で
靴や下着などを目上の方に贈ってはいけないというマナーは認知度がとても低い結果になっていますね。色々な調査結果を見てきましたが、今年のお歳暮を選ぶ参考になったでしょうか?お歳暮を選びながら、ついつい自宅用にも色々欲しくなってしまいますよね♪今年も頑張ったし、ちゃっかり自分用に買ってみてもいいですよね♪