JavaScript を使用することでウェブブラウザなどを SIP クライアントにできます。
ブラウザで動作するため、ブラウザに WebRTC を搭載している必要があります。
現在、WebRTC を搭載したブラウザは次のとおりです。
- Google Chrome (23以降)
- Safari (11以降)
- Firefox (22以降)
- Opera (12以降)
BizMee
ウェブブラウザで動く無料の会議サービス。面倒なインストールや会員登録は不要で、簡単にす。
ただし、要件に WebRTC が必要なため、まだ一般的なブラウザでは動作しません。
sipML5
Doubango Telecom が JavaScript で開発された SIP クライアント “sipML5” を公開しました。
sipML5 はブラウザー上で動作し、しかも、Flash などのプラグインも不要にも関わらず、ビデオ通話やインスタントメッセージもできるようになっているそうです。
ただし、sipML5 の要件に WebRTC が必要なため、まだ一般的なブラウザでは動作しません。
今後、sipML5 を使った SIP と Web サービスとの連動が楽しみです。
SIP.js
SIP.js は JavaScript のライブラリーです。これを使えば簡単に SIP 機能を自分のサイトに導入できそうです。
Skype
まだ Beta ですが、とうとう大御所の Skype が Web RTC を利用したブラウザーで使えるクライアントをリリースしました。WebRTC を搭載していないブラウザーはプラグインで対応しています。