結婚式の熨斗のこと!注意しようね~。

先日、お店でこんなことがありました。

婚礼用の引き出物をご注文いただいた A さま。
引き出物用ののしはこの例のように、右側に新郎の、左に新婦のお名前が入ります。

引き出物ののし

※ わかりやすくするために名前にしてみました。

A さまは、のしのお名前入力欄に "新婦家 新郎家" とのし紙の見た目の順番で苗字をご入力されました。

… 皆様お気づきですよね。横書きは左から、縦書きは右から書きますので、これでは逆になってしまうんです…。

下のお名前だったらお店も間違いに気づけるのですが、苗字の場合、どちらが新郎様でどちらが新婦様か、残念ながらお店側にはわかりません。

通販でのしを依頼するときには、上位 (右側) の人から入力をした方が間違いないです。
結婚式の引き出物ののしだったら、"新郎家、新婦家" ですね。
夫婦だったら "夫の名前、妻の名前"、兄弟だったら普通は年長者が先、会社だったら上司が先です。
お友達同士などの序列がない場合は、あいうえお順にされる方が多いです。

というわけで、A さまは残念なことに逆に記入してしまい、右側に新婦家のお名前がきてしまったというわけです。

幸いAさまは早めにご注文されていて、配送後に間違いに気がつかれてご連絡をいただいたので、挙式に間に合うように正しいのしをお送りすることができました☆ 間に合って良かった~。

もし、あれ?どうやって入力したらいいのかな?って迷ったら "山本家 (新郎), 藤澤家 (新婦)" などと書いて連絡したほうが確実ですね!
もし、前後が逆でも、これならお店も間違いに気づきます。

ネット販売など通販は、記入事項が全てです。
入力の仕方が分からないからと、説明もなしに自己流で書いてはいけません。だってお店の人にはあなたが分からないことが分からないのですから。
そんな時は分からないことについて一言、内容の説明をしておけば大丈夫。
普通に良心的なお店の人なら "あっ、そうなのね" って気付いて対応してくれます。
だから、急いでいるときほど注文内容の確認をぬかりなくね!

贈り物の注文で、分からないことをそのままにするのはトラブルの元。聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥なのだ。

作成者: コネタねこ

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